「先のこと」を深くは考えていなかった私だったので、ロッカー・ルームを出て受付を通り廊下で彼と合流する段になり、何とはなしに私たちのツイン・ルームに彼がやってくる流れになっているのに少し面食らう思いだったが、かといって他に「いい案」が浮かぶわけでもなく、ここは慣れてるらしきCと彼の進めるままに任せておくのがいいだろうと自分を納得させた。部屋に入るや否や、Cは彼に抱きつきいきなり濃厚なキスを始めた。「おいおい、もう、一気に始めちゃうのかな?」と彼は軽く笑い声で応えたが、Cは返事をすることもなく自分のベッドに彼を押し倒し、身体をくねらせすりつけるようにしてますますキスを激しくしていくのだった。



彼のほうでも、ああこの2人はもうすべて承知の上なんだなと思ったのだろう。体を入れ替え今度はCを自分の下にして、キスを続けながら胸、腰、尻、太ももと遠慮なく手を這わせ始めた。私は、それまでのいくつかの経験からセックスをするCを遠目に気配や声から感じたことこそあったものの、そうして目前であられもなく欲情する彼女の姿を見るのは初めてだった。これはもしかして ー と私が思いつくや否やの内に、彼から「ねえ、よかったら君もおいで?」と声をかけられ、今や上半身ブラだけになっていたCも「うん。Nもおいでよ」と弾んだはしゃいだような声で誘うのだった。



場を白けさせるのも嫌だし、何より自分自身、未知の興奮に駆られていたこともあって、シャツを脱ぎ捨てながらベッドに飛び込んだ。私をとりあえずキスで歓迎すると、改めて私たち2人を眺めるように手を止めた彼は「ああ... それにしても2人ともすごく美しい体をしてるね。水泳は長くやってるの?」と尋ねた。「わたしはもうじゅう...12年、になるかな。でも、Nは水泳じゃなくてバドミントンで、よ。手首とか足首とか、すごく引き締まってるでしょ?」とC。「うん、本当に。2人連れの女の子が両方ともこんなに美味しそうなんて滅多に見ないよ」と彼は私の手首を取り、キスし、軽く舌を這わせつつ言った。「ふふ。美味しそう?どっちを先に食べたい?」しなを作るように言いつつ、Cはもうショート・パンツを脱ぎ下着だけの姿になっていた。「あ〜 甲乙つけがたくって選びようがないな... でも強いて言えば、きみは」とCに向けて「この道のヴェテランっぽくて長丁場になりそうだから、Nちゃんからがいいかな。どう、Nちゃん?」私は、何となくながらそこにある論理 ー そういうセックスに慣れていそうなCと先に始めてしまうと、もう1人、つまり私が自分の番になるまで焦れてしまうから ー みたいな論理が分かる気がしたので、こくんとうなずいて同意した。そういう話を聞いたことこそなかったものの、私にはCがこうした遊びに疾うから慣れ親しんでいて、話がどっちに転ぶことになっても、見ながら見られながらのセックスを楽しむ心算だったのだろうと思い当たった。そして実際、これから自分がCが傍で見守る中セックスをするのだと思うと、未知で異質な興奮が湧いてくるのを感じたのだった。



手早く私を全裸にした彼は、標準的なキスと愛撫を与えながら私のパーツパーツを褒めそやしてくれたが、私は内心ではもう、彼のあの競泳用ビキニに無理矢理押し込まれたペニスがフルに大きくなった様を早く拝んでみたくて焦れていた。それで自分からも、既に上半身裸の彼のウエスト周辺やジーンズのベルト・ループ部を撫でさするようにしてそれとなく訴えた。「んん... もう準備はとっくにOKって感じかな?」とニヤリとしながら私の顔をのぞき込んで訊き、私は切なげな表情を作って無言の内に目で同意を表した。



「う〜ん、どうも俺は、若いと思ってきみたちを見くびってたみたいだね?」そう言うと彼は立ち上がり、ジーンズを脱いだ。その下には下着を穿いていず、ヘアを綺麗に剃ってあるため、白いビキニ跡の小さな面積を遥かに上にはみ出して、20cmは優に超える長く太いペニスが70度ほどの高い仰角で立ち上がっていた。「どうかな?割と美味しそうだろ?」自発的に、はもちろん、フェラチオ自体数えるほどの経験しかなかった私だったが、その時初めて、セックスに関して「食う」とか「美味しそう」とかの表現が遣われる理由を実感した気がした。これまで同年代の男子のそれなりのペニスしか見たことのなかった私には、彼のヴォリュームのあるペニスがとてつもないご馳走に思えた。



立ち上がった男の前に跪いた姿勢でフェラチオをするのはマゾヒスティックでスリルある快感だった。実は経験薄なのを気取られないように、私は敢えてシャレたことを言ったりしたりしないことにし、ひたすら「飢えた好き者のメス」のていを取って無言で激しく彼のペニスを貪った。亀頭だけで口内がほぼあっぷあっぷになってしまうのもものかは、よだれが垂れてしまうのもそのままに、口蓋で、舌で、ほっぺたで彼のペニスを強くしごき上げるように頭を上下させていると、頭頂部にじ〜んと痺れるような奇妙な快感が拡がっていき、もう既にヴァギナに彼を迎え入れて激しくピストンされているような錯覚で頭がクラクラするようだった。ふと思い出してちらっと横目でCのほうを窺うと、隣のベッドでシーツに身をくるんで体育座りでこっちを見ているCと目が合った。いいよ、その調子、といった感じでうっすらといたずらっぽい目顔で反応が返ってきたので、私は何がなし嬉しく思った。と、「う〜ん... すごいね、Nちゃん。かわいらしいお嬢様みたいな顔して、ペニスの扱いにはずいぶん習熟してるんだね」私の頭を撫でながら、吐息まじりの感心したような声で彼が言った。「あんまり上手だからこのままイっちゃいたいところだけど、まだまだ精力は温存しときたいからね?さ、今度はプッシーで味わっていただこうかな」そっとペニスを私の口から抜き、跪いて私を寝かせると、私の準備を確かめるように大陰唇とクリットを軽く舐めまわす。「うん。もう待ち切れないってくらいに潤ってるね」と言い、手早くコンドームを着けると陰唇に数回ゆっくりとこすり当て、そして一気に挿入してきた。
(「4」に続く)





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