やがて私にも、今夜のメイン・セッションを前にしてわざわざ映画を観ることを提言したN氏の意図が分かったような気がしました。『ダメージ』は確かにこの場に似つかわしく官能的な気分を掻きたてる作品ではあるものの、むしろそれはトイレや腹ごなしの時間潰しのための幕間なのでした。それぞれが適宜席を外し、私も2度目のトイレに立って戻ってきた頃、映画はもう終わっており、画面には替わりにアメリカ産らしきポルノ動画が映されているのでした。



目を見張るほど美しく若々しい、作品の設定どおりの17、8才としても十分に通る白人女優と、たくましい筋肉質な肉体と立派なペニスを持つ黒人俳優によるそのポルノは、私のイメージにあった「ポルノ」とは随分異なり、ゴージャスでソフィスティケートされた美的なものでした。独身の母親の新しい恋人、そしてその性生活に興味津々のおませな娘との初めてのセックス ー ほんの12、3分ほどで1話完結という簡便なフォーマットながら、出演者の肉体の美しさとハードなファック、そしてリッチで性的ファンタジーを満たすセットが、いかにもこの場のアペタイザーにふさわしく... そして右手のソファでは既にN氏と私の妻の濃厚なネッキングが始まっているのでした。



「どうかしら、おじさま?こういうのってお気に召します?」隣に戻った私にYがしなを作るように訊きました。「うん、こういうのは、その、初めて観たんだが、すごく綺麗に作ってあるんだね。女優さんもどこか... 君に似た清楚な美少女感がある」「あはっ!『美少女』だなんて。でも、主人も似てるって言うんですよ。それに俳優さんもセックスもすごいでしょう?」はしゃぎふざけるこどものようにYは私の膝上に脚を開いてまたがり、面白がるようになおも尋ねました。「そう... だね。でも、私が見た温泉宿でのご主人のペニスとセックスはもっとすごかったよ」私はYが今どのような答えを期待しているのか分かりませんでしたが、できるだけ素直にできるだけいやらしく本心を露わにするように敢えてそう言ってみたのでした。「うふ。じゃあ今夜は、お楽しみが3つに増えますね」くねくねと下腹部をうねらせて服越しに私のペニスにすりつけながら、頰を両手で挟んで顔をのぞきこんでくるYは、いたずらな少女のような無邪気さの中にも確実に魔的なものを感じさせました。



そうする内にも右手のソファでは、上半身裸になったN氏を前に床に跪いた妻が、ジーンズの前を開けたN氏のペニスを勢いよくしゃぶり始めているのでした。折しも大型ディスプレイには2本目の、さっきのとは打って変わって豊満な、しかしやはりノーブル感のある美人ミセスのていの白人女優と黒人俳優の動画が流れており、たくましいペニスを前に跪いて奉仕する餓えた人妻という絵図が奇しくもシンクロする形になっているのでした。「ねえ、おじさま?Mさんって本当に素敵な方ですね?普段は品のある奥さまでいらっしゃるのに、あんなふうに我を忘れてセックスに没頭できる方ってわたし滅多にお会いしないの。主人ったら、温泉宿でお二人にめぐり逢ってから、何度もその夜がどれだけ痺れるものだったかわたしに話して聞かせてたんですのよ」私には、このカップルほどの強者には私ども程度の夫婦と懇ろになることなど日常茶飯事の造作もないことだとは思えましたが、N氏やYのそうした言葉も「相手がた」を酔わせるための気持ちの良いテクニックなのだと割り切り、むしろ歓迎する想いで受けとめました。実際、そうした台詞が本当であれ嘘であれ、私はいよいよもってくらくらする頭と痛いくらいに疼く勃起に、自分が自分でなくなる開放感を既に感じていたのですから。



「わたしたちのほうも... どうかしら?キスと、裸を見るのと、フェラチオ、どれがお望み?」演技性たっぷりに白のニット・ワンピースの肩ストラップを軽く下ろしつつ尋ねるYに、そしてちらりとのぞくビキニの白い日灼け跡に、私は急速に頭のたがが外れるのを感じました。答えることなく唇に吸い付き、舌を挿し入れ、その甘い唾液を貪り。ワンピースの背中を探っても何もないのを知ると、下から捲り上げて脱がせ。上も下も下着を着けていないYの、小さめで形のいい乳房と性毛のない股間は白い日灼け跡が輝くようで、私はむしゃぶりつくようにその小さな薄ピンクの乳首を舐め、吸い、甘噛みし、さらに掻き立てられる気持ちに急かされるように、ぷっくりと閉じた大陰唇を唇と舌で掻き分け、生意気に大きくなったクリトリスを強く舐め回しました。「あはっ、ねえ、おじさま?どうなさったの、急にそんなに乱暴に?」言葉とは裏腹にYがけっして嫌がってなどいず、むしろそんな様を後押ししていると感じた私は、なおも答えずYの陰部を、綺麗なピンク色のアナルに至るまで、飢え渇いた薄汚い豚のように貪るのでした。
(「7」に続く)






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