部屋のドアを開けたE先輩は「やっほ、時間厳守だね、感心感心」とにこやかでした。ロング・カーディガンを羽織った下には素足がのぞいていて、リヴィングについていく間その後ろ姿を見ながらいや増しに増す期待に胸が高まりました。ところが、足を踏み入れたリヴィングは蒸すほどに暖房が効かせてあり、そしてジム・ウェア姿のMさんがソファから立ち上がり挨拶するのでした。「やあ。とんだお邪魔虫で残念だろうけど、オブザーヴァー兼レクチャラーとして呼ばれてね」僕はしどろもどろに挨拶しつつE先輩のほうを見やると、カーディガンを脱ぐ先輩もまた下にはジム・ウェアを着こんでいたのでした。「騙し討ち、みたいに思わないでね、悪いけど?やっぱりこういうことは男性同士じゃないとすんなりいかないこともあるからさ。じゃあ ー」と先輩は目線でMさんを促し、応えてMさんの説明、あるいはレクチャーが始まりました。



「じゃあ、まず、まあ、ペニス審査だけどね。Eくんが、その、『甲斐甲斐しくお世話』なんてことをしてあげちゃうんでは本末転倒、なわけでね。審査不合格のメンツでさえサーヴィスの受け得、ってことになっちゃうからね。いいかな?」もちろん僕にはうなずくしかありません。「で、まあ、この審査の根本の意味を考えるなら、それは何よりまずお客様がたのため、であると。したがってきみには、たとえばシニアの俺が普段そうであるように、自由自在に、これといった刺激なしでもエレクト状態に入れるようになってもらう必要がある ー」Mさんがそう言って一息つくと、傍のソファにE先輩が腰を下ろしました。「たとえば彼女が、きみの憧れるお客様のどなたかだとしよう。マシン・ジムだとこういう位置関係にはしょっちゅうなる、だろう?もちろん特別な想いの対象であれば、エロティックな妄想こみで自然と催してくるってことはあれ、今の彼女みたいにセンシュアルな格好をどなたもがいつでもなさってるわけではないからね」パープルのショート・タンクと1分丈スパッツで架空のマシンでブレスト強化のていを演じるE先輩は、そう言われてみると確かに特別に官能的です。「そこで、この鍛錬が必要になってくる。PC筋うんぬんの話は、聞くには聞いたことくらいあるだろう?」うなずき返事をすると「じゃあ、それを意識的にやってみよう、今。スパッツは持ってきてるよね?着替えてくれるかな」僕は何がなし恥ずかしく面映ゆい気がしましたが、グズグズしていても仕方ないので後ろ向きになって素早くスパッツに着替えました。



「OK、続けるよ。肛門を締める、みたいによく言われるが、より具体的で効果的には、陰嚢の付け根の裏からペニスの根元まで1本の大きな筋が通ってるのを思い描いて、それをビクンビクンビクンと動かす」手振りで促されて目を向けると、Mさんのスパッツの内側の、既に十分に勃起していると思える大きさのペニスのふくらみが言葉どおりにビクンビクンと脈打っています。「最初は完全に、純粋に物理的な反応にすぎないが、途中からはたやすい、はずだ。ビクンビクンを続けてる内に実際にペニス自体も興奮して血流が増してくる」真似してビクンビクンとやる僕は、なかなかMさんのようには上手くペニスを「乗せて」いけず軽く焦りを感じましたが、Mさん、そして見守るE先輩は、焦れる様も見せずゆったり待っていてくれました。



「Uくん、あたしの顔の位置、目線の高さを見てみて?」僕の内心の焦りを慮ってか、E先輩が助け舟を出してくれました。「Mさんのペニスが、ドクンドクンドクンって脈打つごとにムクッムクッて大きくなってくのが分かる。このままだとペニスがもう、ウエスト・バンドをくぐり抜けちゃいそう。生地も突っ張っちゃって伸ばされて破れちゃいそう」以前のこの部屋でのあの「催眠術」のように、E先輩の言葉と口調が僕を刺激し始めました。「想像してみて?もしこれが、F様とUくんだったら?くっきり形の浮き出たUくんのペニスに気付いて、F様があの品のある優雅な笑顔で、ちょっとだけいたずらっぽくニコっとなさったりして、ね?」もはやこのレクチャーの趣旨から外れていってしまってると思いつつも、その想像図と先輩の口調に、僕のペニスは一気に最大勃起に達していました。



「OK。もう、よさそうだね。スパッツを脱いでみようか」とMさん。状況の異様さに僕は少し鼻白む思いでしたが、どうであれペニスを測定されるのは避けようがないことでしたし、生まれ変わった僕の「大人のペニス」をE先輩に見てもらえるのはそれでもやはり胸が高鳴ることでした。「なんだったら上も。下だけ裸ってなんかおマヌケじゃない?」とE先輩が付け加え、それもそうだと僕は全裸になりました。「じゃあ、これを押し当ててみて。これで最大だ、ってとこまで手を使っていいよ」とMさんが差し出したマチのないプラスティック定規を受け取りました、E先輩の肉感的なジム・ウェア姿を横目に見ながらペニスをしごくのはある意味今回の役得で、僕のペニスは痛いほど張りつめ、やはり15.2cmの目盛りに届いていました。「男同士で悪いが、ちょっと失礼」横でのぞきこんでいたMさんが、僕のペニスに手を添え定規を当て直し、納得したように宣言しました。「うん、十分15センチ、15.2あるかな。亀頭も綺麗に露出してる。上出来の合格だ」見ればE先輩も胸の前で小さく手をパチパチさせていて、僕はなんだか、奇妙な秘密結社の一員に晴れてなれた人みたいな気分でした。



ですがもちろん、それで何かが一気に万々歳ってわけでもなく。その場の流れから僕も薄々感じ取っていましたが、この最初の「審査」はむしろ最初のハードル越えに過ぎなかったのでした。「さて、これでとりあえずUくんは、わがジムで階段を登っていくインストラクターの候補生としての資質を自ら証明してみせたわけだけど ー」Mさんが芝居がかったシャレ半分口調で続けるのでした。「 ー 残念ながら、15センチというのはむしろ最低限、それ未満ではお話にならない、ってラインに過ぎないんだね。そして憚りながら言ってしまえば、Eくんみたいなグルメともなると ー」といたずらっぽくE先輩のほうを示すと、先輩はやめてよもうといった感じで手で払うような仕草。「 ー それ相応に発達した美味しそうなペニスでないと食指を動かさない。ま、これは大多数のお客様でも同じことだけどね」「で、Uくんに次に求められるのは、何よりもまず太さ。パッと見だと最大幅で3.8センチ、ってとこかな。これはウチでは、女子大生のお客様でも喜んでいただけないってクラスだ」そう言うとMさんはやにわに上下のウェアを脱ぎ捨て、この日の「本題」のレクチャーが始まったのでした。
(随時続く)



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