NさんとK先輩の「正常位」並泳を目撃してから3週間ほど経ったころのある日、またしてものSちゃんから大きなスクープが飛びこんできました。金曜の練習が終わって解散しての帰り道、わたしとUちゃん相手にSちゃんが持ちかけてきたのは、次の日の土曜の朝、プール開館の8時過ぎての20分ごろに外の公園で待ち合わせしようということ。いつもの競泳水着ではなくレジャー用の、フリル・スカートが付いたセパレーツみたいないかにも小中学生が着そうな子供っぽい水着と、できればメッシュのおダサなキャップを持ってくるようにということでした。意図が分からず尋ねてみても、とにかく変装用にだというばかりで、秘密めかして教えてくれません。「まぁ、見てのお楽しみってヤツよ。絶対来て損はしないからw」いかにもえっちな喜びを隠しきれないって感じのSちゃんの含み笑いに、何にせよ何かドキドキするようなものが見れるのだろうと次の日に期待して別れました。



わたしはそのころレジャー水着をひとつも持ってなかったので、小5の妹からまさにそのものの黄色の花柄のフリル・スカート付きセパレーツを借り、メッシュ・キャップの代わりに使わず終いになってたこれまた黄色ベースのポップな柄のシリコン・キャップを持参して、朝8時15分にプール外の公園のあずま屋に到着しました。すでにUちゃんは来ていて、3分そこらでSちゃんもやって来ました。Sちゃんはとりあえず2人の水着をチェックして、どうやら満足できるアイテムだったらしく、今日の作戦を話してくれました。「じゃあ、これからあたしたちは『水泳部の1年の3人』じゃなく、夏によくいるようなプール遊びの小中学生のおこちゃま3人組としてプールに入るのね。で、完泳コースじゃなくフリー・ゾーンでロクに泳がずに遊んだりダベッたりしとくの、到底水泳部員には見えないように。で、コースにはたぶんもうK先輩かT先輩が入ってて、いつものあの人も入ってるかじきに入ってくるかだから、あたしたちは遠目でそれとな〜く2人を観察するの」「え、待って?できるだけバレないように振る舞う、ってことね?バレたら… 何だろ?先輩が… 警戒する、って感じ?」わたしはもう何となくどんな光景を目撃することになるか薄々想像できていましたが、確認のために訊いてみたのでした。「そうそう。いくらなんでも先輩だって『コラ、何のぞき見してんの!』みたいなことは言えないわけだけど、あたしたちだってただたまたまプールに遊びに来てるだけかもしんないからね?でもやっぱ、気付かれないほどいつもと同じに行動してくれるわけだから、ね」と、そこでUちゃん「え、Sはもう、その何かを目撃したことがあんのね?先週とか、その前とかに?」「そうそう。んで、あたしたちは9時30分くらいになったら上がって、急いで着替えて外で待機すんの。今日もこないだのとおりなら『証拠』が見れるはずだからw」相変わらず含み笑いに仄めかすSちゃんでした。



いざプールに入場し、Sちゃんの指示どおりキョロキョロ見渡したりすることなく入り口側のフリー・ゾーンに入水して、「水遊びに来てるだけのおこちゃま3人組」らしく振舞いつつ、外壁側の完泳コースをしれっと観測してみると、そこには果たして、NさんとK先輩が並んで泳いでいたのでした。土曜の朝早くということもあって他には完泳コースを泳ぐ一般の利用者もいなくて、知らない人が見たとしたら、イケてる若い男女のスイマー2人がデートの一環よろしく淡々とながら仲睦まじく水泳を楽しんでるってふうに思える光景。規則でコース・ロープを潜り越してのターンは禁止だったので、NさんとK先輩は1コースと3コースから間の2コースに入って至近距離で並泳し、ゴールしてはまた1・3コースに別れてコースを隔てて並泳し、という形でした。遠目ながら2人は時々目配せしたり微笑み合ったりしてるっぽいのが目撃でき、まだまだこどものわたしにはそれがさりげなくも大胆なエロティックな行為に思えました。そして部活時にもたびたび目撃してきたクロールとバックでの「正常位」スイム。他の部員がいないこともあってK先輩はバックを多用し、Nさんとの間でだけ共有される脳内セックス、遠隔前戯を楽しんでるようでした。



「いますっごい膨らんでるの、分かる?」とSちゃん。水遊びのおこちゃまよろしくその場でしゃがんで潜水して見ると、遠目にもNさんのアリーナのビキニの中のPさまが部活で出くわす時よりずっと、はっきりと大きくなってるのが分かると言うのです。「ホントだ、すごい!パツンパツンで横につっかえてグニってなってるよね。『出してくれ〜、狭い〜』みたいなw」とUちゃんもはしゃいだ声で。わたしも真似して潜ってみると、確かにNさんのPさまは、ビキニの右方にいつものように横向きにあっぷあっぷで収められているのですが、それが今はつっぱって布地を突き破らんばかりに歪な感じに直線的に膨らんでいるのでした。



それにプラスしての発見を、わたしは口に出さずにはいられませんでした。想い返せば、わたしが自分からそういうえっちっぽいことを人前で発言するのはそれが初めてだったような気がします。「ね、ね、しかもK先輩、めっちゃ乳首立ってない?完全にポチってなってるの分かるよね?」実際にはわたしたち自身も含めて、水泳部員が部活中に、たとえば水温の冷たさやなんかで単なる生理作用で乳首が立ってしまってるってことは日常的にあることなんですが、この時のわたしには、なんだかK先輩がずっと年上のオトナのオンナのエロティックな感覚を持っていてそれを楽しんでいるように思えて、ちょっと嫉妬めいた感情を覚えたのでした。「ほんとだ!先輩、割と部活中でも目立つほうだけど、今超クッキリしてるね」とSちゃんも同意してくれました。「テレパシー前戯、みたいなw」と、これはUちゃん。この後しばらくこの名言はわたしたちの間の秘密の流行語になるのでした。



そうする内、わたしたちが入館して1時間ほど経ったころ、Sちゃんがもう上がって着替えに向かうよと促しました。わたしとUちゃんには「えっ、もう?」という名残惜しさがありましたが、何らかの「事情」を知っているらしきSちゃんに従うのが得策ではありました。同時に、K先輩が2時間の時間制限で退館するだろうことを考えれば、更衣室での鉢合わせを避けるなら9時半にはもう着替え終わって出てるのが正解です。わたしたちは部活時以上にいそいそと着替え、髪を乾かすのも手早くそこそこに退館し、Sちゃんの案内する「監視ポイント」に向かったのでした。
(随時続く)






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