なんとなく小学校時の家庭科の授業のように、あるいは料理教室の授業のように、自然とにこやかに会話しつつの、2人並んでの下ごしらえの時間。メニューはその日実際に予定していた牛すじの中華風煮込みでした。下ごしらえが終わってあとは煮上がるのを待つだけとなった頃合いで、居間のソファーに座ってお茶しつつの間、会話の種が途切れたその瞬間、僕は「押すなら今だ」というタイミングを見出だしました。「Wさん、どう言ったらいいか、言葉に迷うんですが —」が、どうやらWさんも同じように感じていたらしく、思いがけない台詞が返ってきました。「でしたらもう、言葉にしないで」モテるイケメンの類いである僕には、それは完全にOKのサインだと分かりました。



Wさんをソファー上で押し倒し、もはや手加減なくその唇を舌を激しく吸うと、Wさんも無言の内に激しく吸い返してきました。不思議なくらいの早さで僕の興奮は最高潮に達していて、普段の10、20代の女の子たちを相手にする際の余裕や計算は吹き飛んでしまっていました。首筋に唇を這わせながらシャツ・ワンピースのボタンを外していくと刺繍の入ったラヴェンダーの上品にも大人っぽいブラが現れ、ホックを外すと少女のそれのような薄ピンクの乳首。僕はもううぶな童貞のように夢中でむしゃぶりつき、同時にWさんの太ももを自分のももで挟みこみ、硬さと長さと太さで定評ある自慢のペニスをジーンズ越しに押しつけました。「ん〜ふ...」と興奮とも歓迎とも取れる吐息をWさんは洩らし、それが僕にますますの猪突猛進を促しました。もはやいつものドン・ファンめいた技巧と観測に裏打ちされた悠長な愛撫を続ける余裕は僕にはなく、焦るようにポロシャツとジーンズを脱ぎ捨てにかかると、Wさんも身をよじるようにしてワンピースとブラを脱ぎ捨ててくれ、トランクスを脱いでコンドームを装着し終えた時には、僕の前に揃いのラヴェンダーのパンティーだけになったWさんが横たわっていたのでした。



客観的に言うなら、いつもの若い女の子たちと比べれば、40代間近の子持ちのミセス、身体のラインがぷにぷにと崩れめであるのは否めません。にもかかわらず僕には、その白く柔らかでたわわな体が、神々しいまでに美しく、愛おしいものに思えました。かしずくようにパンティーを脱がすと、薄茶色の性毛が申し訳程度にうっすらと生え、ぷっくりした大陰唇がぴったりと閉じたWさんの陰部。お堅く生きてきて旦那さん以外にはロクに男の味も知らなそうなかわいらしいミセス。頭がクラクラするような異例の興奮に我を忘れて、僕は愛撫もなしに一気にペニスを突き入れました。



Wさんは小型犬のそれのようなかわいらしい鳴き声をあげ、悲鳴にも似たそれが快感ゆえのものであるのが、ペニスを強く締めつけ引きこむような膣の感触で分かりました。夢中で思いきりのピストンを繰り出すたびにクン、キャン、フンと小さく鋭い声を発するWさんのかわいらしさに僕はますます狂わされ — そして3、4分もしない内に最初の射精を迎えてしまいました。



それでも僕の頭とペニスはまったく収まるところを知らず、僕はそのままピストンを続けました。硬さはそのままのペニスを、もっと強くもっと奥まで、このひとを今完全に自分のものにしてしまいたい — それまでにも増して甲高く大きな声をあげてWさんがイってしまうまで、僕はその何の技巧もない力まかせのがむしゃらなピストンを続け、絞り尽くされて陰嚢の付け根が痛みを感じるような2度めの射精で、やっとで満足の落ち着きを取り戻したのでした。



妻で母であるWさんは、セックスの残り香を漂わせたまま夕刻の家庭に帰るわけにはいかないでしょう。そそくさとシャワーを浴び、牛すじの煮込みも食べず終いで、その日のWさんは暇を告げました。以降の愛欲の日々を勝手に思い描いていた僕の想像は、4、5日後の彼女の来店で無残にかき消えることになりました — 確か初めてお目にかかる初老の教授のような雰囲気の旦那さんの後ろで、カウンター越しに見るWさんの姿が、僕には最後のものとなったのでした。怯えるような気後れするような、申し訳なさそうな目線と力ない微笑み。何があったにせよ、その情事はそこまでで終わりと状況が物語っていました。



あのむやみやたらな、射精だけを目指したようながむしゃらなセックス。あんな衝動を感じたのは僕には最初で最後でした。結婚を考えてもいる今の彼女とでも、余裕を持ってのみっちりねっちりとしたイカせるセックスを考えるのに。Wさんの中に思いきり射精して、こどもを作り、何人もの息子や娘のいる家庭を作りたかった。あの旦那さんからWさんを若いオスの力で奪い取り、僕のこどもたちの母親になってほしかった — 理屈では説明のつかないあの時の自分の熱情を想うと、そうだったとしか考えられないのです。



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