「おじさま、すご〜くお元気でらしたわ。ご自分でもお感じになったでしょう?」エクスタシーから正気づいた私の腹から下り、コンドームを外してラック横のポール状のゴミ箱に捨てつつ、Yは優しげに言うのでした。「ああ。何というか、もう... 気が遠くなるような感じだった。こんなセックス...」言葉を失っている私にY。「おじさまはもっと、オスとしての自分をかわいがって伸ばしてあげるべきなんですよ?ほら、見て、うちの主人なんか、あんなに飢えた獣みたいに...」見ればN氏と妻のうつぶせ後背位はクライマックスに近づいているらしく、妻の尻後方にまたがって座ったN氏の容赦ない突きに、妻はすすり泣きとひきつけと咆哮の交錯するような快感の声をひっきりなしにあげているのでした。



しばらく見物してましょう、とYは再びソファの背もたれを起こし、私の膝上に幼いこどものように腰を下ろしました。その弾力のある引き締まった尻がもぞもぞと私の下腹部に擦りあてられるのは不思議と心慰む穏やかな快感で、私はYの体を後ろから抱いた格好で、妻とN氏の獣的なファックを満ち足りた気分で眺めるのでした。



そのまま15分ほどすると、「あうっ、あうっ、あうっ」と吠えるような妻の声が隙間なく規則的になっていき、ひと際大きな叫び声で果てるや、N氏は引き抜いたペニスからコンドームを外すと妻の尻肉の谷間にこすりつけ、肩や髪にまで届く勢いで多量の精液を飛ばしてセッションを終えました。失神した妻の背中や髪を甲斐甲斐しくウェット・ティッシュで綺麗にし終えて毛布を掛けると、まだ水平以上の仰角での勃起を残したまま私たちのほうへやってきて、Yを促し手をとってふたりして左手のソファに移っていきました。



想えばあの海外リゾートのあのカップルのそれ以来、美しい肉体の男女の激しいファックを見物するのはそれがほんの2度目だったはずなのに、私はもう何か、自分がそうしたショウを見るのに慣れっこになっているかのような奇妙な気持ちでした。昼にこの別荘地に着いて以来、Yのフェラチオを自分へのものも含めて都合3回、妻とN氏のセックスを2回、そして自分の上で身体をくねらすYを鑑賞していたからでしょう。加えるに黒人男性×白人女性の海外製ポルノもまた。私はソファの背もたれを再び倒し、ラックにあった毛布を被ってうつぶせ肘立てのリラックスした姿勢を取り、そうしていざ、折しも始まっていたYのN氏へのフェラチオにワクワクと見入り ー そして意外なことに、いつのまにか寝入ってしまっていたのでした。



翌日、料理のいい匂いを感じて目覚めたのはもう11時頃でした。辺りを見回せば、キッチンではN氏が立ち働いており、妻とYの姿は見当たりません。「ああ、お目覚めですね、おはようございます」と私に気付いたN氏によると、疾うに起きていた妻は身支度に2階の寝室に、Yは同じく2階の浴室にいるということでした。「すみませんね、Yは長風呂でなかなか出てきませんから、あがるようせっついてやって、お風呂お遣いください。朝食はすぐにでもお出しできますから」見ればテーブルには見事なイングリッシュ・ブレックファストが用意されていて、私は急速に空腹を意識しました。



催促するまでもなく出るところだったYと入れ違いにシャワーを遣いキッチンに下りていくと、既にブランチが始まっていて、話題はその別荘地と次なるN氏夫妻の計画でした。「ー で、水辺大好き、夏大好きのじゃじゃ馬娘としては、ここの涼しさ寒さはまったくありがたくないってんですよ。私なんかは秋冬に暖炉の暖かさで、っていうのも捨て難い気はあるんですけどね。それで、今考慮中なのは ー」N氏によれば、その別荘地も計画中の奄美/沖縄および小笠原の複合ベース施設も数組のカップルによる共同所有になるもので、私達夫婦もそれとなく打診を受けているのでした。いずれも食欲旺盛となった皆で長々とにこやかにメニューを片付けながら、夫妻の「ベース」計画のあれやこれやを聞くのは、非常に楽しくまた心躍る時間でした。そしてどうやらセックスの饗宴は昨夜でお仕舞いであるらしきことを感じ取った私、そして妻も、やんわりと早々の辞去の意を告げ、実はお疲れだったらしきN氏に呼んでもらったタクシーで昼2時にはその別荘地を後にしたのでした。別れ際、お土産にN氏お手製の「奄美/沖縄ベースのプロモDVD」を手渡されて。



2人とも思いのほか疲れが大きかったようで、高速バスの車内の私達は都内までずっと眠って過ごし、ターミナルから自宅までのタクシー内でも同様で、自宅に着いた時には睡眠欲が何にも勝るような状態でした。妻は特に何も口に入れることなく寝室に上がっていきましたが、私はとりあえず冷凍食品のグラタンとビールで腹を満たしつつ、N氏からもらった「プロモDVD」をざっと斜め観してみるつもりでした。が、いざ再生を開始してみると急速にまぶたの重さに堪えかねるのを感じて、そのままリヴィングのソファで寝入ってしまいました。



夜遅くに人の気配で目をさますと、十分眠って生気を取り戻したらしき妻がサンドウィッチとスープを用意してくれており、今回の別荘地での冒険の感想をおしゃべりする代わりに、私達はそろって「プロモDVD」を鑑賞することになりました。おそらくはN氏の首から胸あたりに装備されたカメラの視界で、敷地の各設備をYがはしゃいだ様子で紹介していくTV番組のパロディのような内容で、なるほどそれは、南国の島とはいえ新築なら2億はくだらなそうな豪奢な設えなのでした。と、20分ほどが過ぎた時点、本邸2階のバルコニーのジャクージから外を眺めるビキニ姿のYに後ろからカメラが最接近し ー たしなめ拒否するていのYとのじゃれつきが、じきに立ったままでの後背位でのセックスを匂わせる音声と映像に変わっていき... 動画はその先ゆっくりとディゾルブして終わりました。当然私達には、この奄美/沖縄の物件のオファーが到底無視できない魅力をもって迫ってきて、N氏夫妻からの次なる連絡が早くも待ち遠しくなるのでした。



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