SちゃんとUちゃんとわたしの、ファミレスでの作戦会議おしゃべりから生まれたアイディアのひとつは、部活時、そしてもし出くわした時には土日の朝のスパイ活動時、自分の乳首を敢えて刺激してポチらせてNさんにアピールしていくというものでした。部活時や土日プライベートの並泳時でのK先輩との「テレパシー前戯」から考えて、まだまだおこちゃまとみなされているかもしれない、いやきっとそうであろうわたしたち1年生が、実はあなたのことを性的に意識していて秘かにえっちな興奮を覚えていますよ、とNさんに長期で継続的にインプリントしていくって思惑です。



いざ、その記念すべき第1回となった月曜の部活時、たまたまUちゃんはお休みでした。いつもどおり1年2年入り混じって三々五々に着替えを済ませてロッカー・ルームからプールのほうへ出ていく中、Sちゃんはわたしに目配せしつつ無言で(じゃ〜ん!)とばかりに1年生中では大きめの胸にくっきり浮き立つポッチを見せてきました。まだ濡れていない鮮やかブルーの競泳水着にそれはなかなか映えてましたが、うんうんとうなずきつつもわたしは知っていました ー 明るめの色だと一見「透け感」がありそうだけど、実はそんなに目立たないということを。前の晩、自分の部屋で、手持ちの黒、青、エンジのベースの水着を着比べて試してみた結果、黒とエンジのほうが明るめの ー ちょうどSちゃんが着てるようなブルーのよりも陰影の具合でよりくっきり見えるということを実験してみて知ったのです。ちなみに、部屋の中で濡れた状態はさすがに再現できないので、コップの水を薬指に浸してそれをクリクリ乳首周りに塗りつけて刺激してみると、濡れて光るポッチが光の当たる角度によって瞬間瞬間よりくっきりするというのまで発見済みでした。みんながもうプール・サイドに出てるのをいいことにわたしは、ロッカー・ルームのシャワーを手短に浴びつつNさんの姿を思い浮かべながら、乳首を素早く硬くしてプールのほうへ向かいました。



準備のストレッチに混ざりながらそれとなくNさんを探すと、やっぱり1・2コースに既に入水してて、わたしはいつも以上に胸が高鳴る想いでした。たまたまそうなってるってことくらいは過去になくはないにしても、自覚的にわざと乳首をポチらせて、それがNさんの目に留まるのをそれとなく期待するというのは、少なくともわたしにとっては生まれて初めてクラスの積極的な性の冒険であったのです。それはなぜだか、どこがどうちがうのかはっきりとは言えないものの、これまでSちゃんUちゃんと「遠巻き」にNさんのPさまのことを話題にしたり、先輩たちの、特にK先輩のヤってる疑惑を探偵したり、という間接的なはしゃぎ騒ぎとは決定的にちがう一歩に感じられました。後から考えれば、最初はあくまでも雑誌記事や漫画やドラマなんかと同じように第三者的に楽しんでいただけの「他人ごと」だったセックスという事柄が、急激にドキドキハラハラの、失敗と成功が紙一重の「自分ごと」としてクローズ・アップされてきた、ということだったのでしょう。



2年の先輩3人と1年6人で、いつものように2コースをNさんと分け合う中、スタートのタイミングの巡り合わせでNさんと並んだり、どうぞお先にと譲り合ったり、時にはわずかな前後差で並んで泳いだり、が続く間、3、4度わたしはスタート地点でNさんと立った状態で目を合わす機会がありました。普段どおりに目礼で、手振りで、あるいは声に出して、譲ったり譲られたりする時のNさんは、余裕と優しさを感じさせる軽めの笑顔ベースなのですが、この日は1、2度、わたしの自意識過剰かもしれませんが、Nさんの視線が一瞬ながらわたしのポッチに留まった手応えを感じました。まるで「おっ、1年生のおこちゃまかと思ってたら乳首勃ってるな。まだ先になるとは思うがリストに入れとくか」みたいな? もちろん、室温や水温くらいの刺激でも乳首は勃っちゃうものなので、その程度でNさんの「ターゲット候補」になれるものなのかは分かりようもありませんでしたが、初めての「積極策」を取ってみたわたしには、それが先輩たちと同じ土俵に上る最低限のスタートにはなったのではと思えたのでした。



小さい小さい「戦果」といえども初戦としては上々、みたいに思ってたわたしでしたが、部活が終わっての帰宅途上、Sちゃんとの会話でもっと勇気付けられる状況証拠が得られました。他の子たちと道々別れていって2人きりになると、Sちゃんは浮き浮きのニヤニヤ顔で「Yちゃん、すごいじゃ〜ん。あの人めっちゃ食いついてたでしょ〜?」と言ってきたのでした。自分的にはNさんのどこがどう「めっちゃ食いついて」るように見えたのか分からないわたしは素直に訊き返しました。「んっ?明らかに1回くらいはポッチに一瞬目が留まったかな、とは自分でも思ったけど、『めっちゃ』って言えるほどのことはなかったよ?」「ほんとに?Yちゃんの主観からすればそんなでもなかった、ってことかな?あたしから、つまり離れたとこから客観的に見てだと、あの人がかなり笑顔でYちゃんと顔合わせてひとことふたこと交わしてるって見えた。あと、泳いでくYちゃんを後ろから眺めつつ『かわいいコだなー、脚きれいだなー』みたいに思ってそうな感じw」「いやいや。Sちゃんこそおっぱいおっきいからポッチ攻撃効いたんじゃない?」「いや〜、どうかな〜?あたしの場合はむっちり系なだけだし、せっかくのポッチも途中からしぼんじゃってさぁ。隙を見てさわさわっとかやろうにも、先輩たちから『何やってんの!』とか怒られそうじゃん? んで...」謙遜とお世辞がてらに社交辞令的な会話をしつつも、わたしはこのSちゃんからの目撃情報に希望が一気にふくらむ想いでした。
(随時続く)






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