その当日、夜11時ごろ、「身内」のひとりKさんに拾ってもらって車で着いたのは、プールとはかなり離れた裏手のほうの駐車場でした。どうやらKさんにはこうしたイヴェントは手慣れたものであるらしく、敷地内の灯りも少ない通路や小径を懐中電灯もなしにするすると先導してくれ、じきに私たちは、館の正面玄関とは反対側にある屋外プール横の金網の外に達していたのでした。



金網のくぐり戸は、普段なら内側から南京錠が掛けられているのですが、この時は掛け金に引っ掛けてあるだけになっていて、Kさんは網の目から指を伸ばして器用に錠を外して落とし、私たちは難なく金網の内側、屋外プールの脇の用具室の裏手に立てていました。



「ここからちょっと難しい、っていうかあくまで用心のためではあるんだけど、ぐるっと回って用具室の表側のドアから入るのね。夜勤の警備とか監視カメラとかがあるわけじゃないんだけど、何らかの『人目』はできるだけ想定しといたほうがいいから。鍵は開けてあるはずだから、あたしの後に続いてすっと、ね」Kさんはささやき声でそう指示し、そのとおりに私は後に続きました ー 1分後には何事もなく用具室の中に入れていたのですが。



天窓からうっすら差し込む月明かりで、部屋の奥のほう、PPベンチが積んである一角に人影があるのが分かりました。無言で近づくとEさん、年下の先輩Rちゃん、そしてMさんが私たちを待っていたのでした。「さ、メインのゲストのJちゃんのご到着、なので始めますか!」とMCよろしくEさんが言い、その夜の「パーティー」が始まったのでした。



「じゃあ、Mさん。さっそくJちゃんのために『ひと肌』、お願いできますかw」Eさんの口調から何となく、私を対象にしての話が彼・彼女たちの間で交わされていたらしきことが感じられたものの、私の意識はもうそれどころではないほうに向いていたので特に気には障りませんでした。そしてMさんがTシャツを脱ぎ、ボタン・フライのジーンズの前を開けると ー そこには見慣れた、明るいブルーの競泳用ビキニが現れました。「ほら、見て、Jちゃん。そばに来て、じっくり見て?」Eさんに呼ばれるままに近寄り跪くと、プールで何度も盗み見た、夢にも何度も出てきたMさんのペニスが、プールという公の場ではあり得ないほどに膨らんでビキニの生地を突っ張らせているのでした。「ほら?すっごく窮屈そう。『出して、出して』って言ってるよ?」Eさんはいたずらっぽくそう言いつつ、指をペニスの輪郭線に沿って這わせ ー 「Jちゃん、よかったら、出してあげてくれるかな?」Mさんが遂に私の名前を呼んで促し ー そうして私は、生まれて初めて男の人のペニスを目のあたりにしたのでした。



ビキニのウエスト部分に指をかけ、おっかなびっくり手前方向に引っ張ると、横向きに無理やり収められていたMさんのペニスが勢いよくビンッと上向きに飛び出し、おへそのほうまで達する偉容を露わにしました。私は内心で(うそ!こんなに!?)と驚くと同時に、自分の好きになったひとのペニスがそれほどまでに逞しく、それほどまでに興奮でみなぎっているのを嬉しく誇らしく感じました。「ほら、Jちゃん。握って、しごいてみて?」いつのまにか脇に寄り添っていたKさんに促され、私がこわごわ力加減を心配しながら握ってみると、それはすごく熱くて硬くて ー そして私にもっともっとと求めているようでした。



「そんなにおっかなびっくりじゃなくても大丈夫だよ?」「頭のところ、指の腹でこするみたいに」「指で輪っか作ってカリに引っ掛けるように」EさんKさんRちゃんが口々に、ちょっと面白がるような口調でアドヴァイスを飛ばし、私も段々コツが分かってきたような気がして、やがて透明な液が尿道口から溢れ、それを塗り広げるようにして ー 「うん、上手上手。今度はキスしてあげて?」さすがにそれはハードルが高くて私がとまどっていると「あたしがお手本見せてあげるよ」とRちゃん。「おー、名手登場!」「その道のエースだからねーw」とEさんKさんが何か内輪ネタっぽい掛け声で同意して、Rちゃんのねっとりと濃厚な、テクニック満載のフェラチオを見学することになるのでした。
(「5」に続く)






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